2017/08/28

この記事は約 4 分で読めます♪
sponsored link
困るかゆみの原因は?
女性であれば一度はブラのラインや胸元がかゆいと感じたことがあるのではないでしょうか。
胸元は、人の視線から隠れるような部位ではないので、胸がかゆいからといって人前で掻くことははばかられますよね。
病院で診てもらうのは大げさなようで、でもどうしたらいいのか、と思う方もいるでしょう。
この胸のかゆみの原因は一体何なのでしょうか?
原因としては、
乾燥、ニキビやあせもと言った湿疹、接触性皮膚炎、洗剤かぶれなどが考えられます。
乾燥による胸のかゆみについて
更年期以降の女性は、女性ホルモンの減少によって肌が乾燥しやすくなります。
健康な肌は、刺激物から肌を守りますが、乾燥した肌だと刺激物から肌を守る機能が低下してしまっているため、刺激物が入り込み、かゆみを引き起こしてしまうのです。
そして、掻いてしまうと角質層を傷つけ、さらなる強い痒みを引き起こす原因になります。
ニキビやあせもなどの湿疹による胸のかゆみについて
顔にできるニキビは思春期に多いものですが、胸にできるニキビは大人になってからでもできるものです。
顔にできるニキビと同様に、アクネ菌の増殖が原因で胸ニキビが起こりますが、
胸元は汗をかきやすいので皮脂がたまりやすく、アクネ菌が増殖しやすい環境にあり、その汗のせいであせもなどの湿疹が起きてしまいます。
バストの大きな人は、バストの下や谷間に汗をかきやすいですが、
バストの小さな人が好んでつける、谷間を作りバストを大きく見せるブラは、パッドがしっかりと入っているので谷間には汗が溜まり、蒸れてしまうのであせもができやすくなります。
極力下着をつける時間を短くしたり、汗をかいた場合には交換するようにしたり、通気性の良いブラジャーを選んだりするといいでしょう。
もちろん、ブラジャーをこまめに洗濯することも大事です。
洗剤かぶれによる胸のかゆみについて
こまめに洗濯をすることも大事ですが、洗剤によってかぶれてしまうこともありますので、
石油系界面活性剤入りの洗剤は気をつけたほうがいいでしょう。成分を確認しての購入をおすすめします。
また、香りが気に入っていたり、柔らかい肌触りを好んで柔軟剤を使う人も多いと思いますが、柔軟剤にも強い成分が入っていることが多いので要注意です。
洗剤が残らないように、よくすすぐよう心がけましょう。
下着による接触性皮膚炎を起こした際のかゆみについて
下着が皮膚と接触することで皮膚炎を起こす「接触性皮膚炎」も胸のかゆみのひとつです。
接触性皮膚炎はいわゆるう「下着かぶれ」のことで、ブラジャーのサイズが合っておらず締めつけ過ぎていたり、肩のストラップやホックの金属によるアレルギーが原因となって起こります。
アンダーバストのところに入っているワイヤーやホックのところについているタグなどにも注意が必要です。
また、ブラジャーの素材によってもかぶれて、かゆみが出ることもあります。
特に暑い時期などは、蒸れたり汗をかきやすかったりするので、通気性や吸収性のよい素材のブラを選んだり、
形、サイズなどがフィットしてつけ心地が良いと感じるものを選ぶことで、かゆみから開放されるかもしれません。