2017/08/28

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花火大会、縁日、お祭り‥夏は浴衣を着てお出かけしたくなるイベントが目白押しですよね。
最近では、浴衣を着ていくとうれしい特典がある「浴衣イベント」も多く、お祭りや花火大会以外でも浴衣は夏のお出かけ着として定番になってきているようです。
ですが、和装を着なれない方にとっては、着付けや着こなしなど疑問点もたくさんありますよね。
この記事では、浴衣初心者さんに特に多い疑問、「浴衣の下着問題」について考えていきましょう。
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浴衣の下には何もつけない?
そもそも、「浴衣の下には下着をつけない」という説もありますが、これって本当なんでしょうか?
浴衣は本来、入浴後に寝間着として使用するものでした。
昔の人は暑い夏の夜を涼しく過ごすために、下着を着けずに素肌の上から浴衣を着て寝ていたそうです。
たしかに家の中だったら下着をつけなくてもいいかもしれませんが、最近の浴衣を着るシーンといえばお祭りや花火大会など、お出かけ着として使用する場合がほとんどですよね。
長時間着ているうちに着崩れたりはだけてしまう心配があるので、ブラやショーツなどの下着は着けるようにしましょう。
また、暑いと浴衣が汗でベタベタまとわりついて不快な思いをすることも。
着心地を良くするためや汗ジミを防ぐために、下着の透け防止のためにも、肌着(インナー)も合わせて着用したいですね。
浴衣にオススメのブラ、NGなブラとは?
では、浴衣の中に着けるブラジャーは、どんなものがいいのでしょうか。
普通の洋服では、バストラインがふくよかに美しく見えるような補正力の高いブラジャーを選ぶ方が多いと思います。
浴衣でもスタイル良く見せたいから、盛れるブラを着けていこう‥これはNGなんです。
和装である浴衣は、体の凹凸がない寸胴体型の方が断然見栄えが美しいのです。
着崩れても補正しやすいですし、より美しく浴衣を着こなすことができます。
バストを強調するようなブラジャーでは胸元がはだけやすくなり、襟元から着崩れしてきてしまいます。
また、帯の上に胸がのって老けた印象に見えてしまうことも‥。
ブラジャーは、バストを強調するものよりも胸のふくらみを抑えるようなものを選ぶようにしましょう。
以上の点から一番オススメなのは、和装用下着です。
浴衣・着物用として作られているブラなら、バストのボリュームをしっかり抑えて浴衣姿をより美しくみせることができます。
でも、「浴衣用のために揃えるのは大変」「どうせなら普段も使えるものがいい」という方も多いはず。
普段使いできるブラで代用するなら、ノンワイヤーブラがオススメです。
パッドやワイヤーのないノンワイヤーブラなら胸のボリュームを目立たせず、締め付けが少なくて楽なので普段着なれない浴衣の下に着けていても快適です。
特にバストの揺れをしっかり抑える機能が高いスポーツブラは、浴衣向きといえます。
浴衣用にオススメの肌着(インナー)は?
ブラとショーツの上に合わせる肌着も、やはり和装用肌着がベストです。
和装用肌着の多くは木綿素材でできていて汗を吸い取りやすく、暑い夏でも快適に浴衣を着ることができます。
手持ちのインナーで代用するなら、スリップやキャミソールとペチコートがオススメです。
浴衣の中はムレやすく汗をかきやすいので、吸水性・放質性の高い素材を選ぶようにしましょう。
また、近頃室内着として女性に人気のステテコも、汗をかきやすい人にオススメです。
まとめ
いかがでしたか?
浴衣を美しく着こなすためには、下着選びがとても重要なんですね。
また、浴衣は生地がすごく薄いため、淡い色の浴衣などでは中の下着がくっきり透けてしまう可能性もあります。
下着の透け防止のためにもインナーは忘れずに用意しましょう。
女性をよりかわいく美しく見せてくれる浴衣は男性受けもバツグンです。
きちんとした着こなしで、和装美人を目指しましょう♪
written by AYA★