2017/08/28

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乳首の周りにできている小さなブツブツ。
バストサイズや乳輪の大きさと同じように、このブツブツも目立つ人と目立たない人、個人差があります。
普段人に見られるものではないけれど、イボみたいで地味に気になる存在ですよね。
この記事では、乳輪のブツブツの正体について検証していきます。
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「モントゴメリー腺」の役割とは
気になる乳輪のブツブツの正体は「モントゴメリー腺」と呼ばれるもの。
一見いらないものに思えますが、私たちの身体にとってとても大事な役割を果たしています。
モントゴメリー腺から皮脂が分泌されることで、紫外線や乾燥から乳輪と乳首を守ってくれる役割があるのです。
そしてもうひとつ、モントゴメリー腺には大切な役割があります。
妊娠をするとバストが大きくなり、モントゴメリー腺のブツブツも肥大していきます。
それは、「モントゴメリー腺から赤ちゃんだけにわかる匂い(フェロモン)を出す」役割があるためです。
生まれたばかりの赤ちゃんは目が見えません。
それでもしっかりとママの乳首の場所を見つけておっぱいを吸うことができるのは、モントゴメリー腺から発せられる匂いのおかげなんですね。
モントゴメリー腺が大きくなる理由
●妊娠
妊娠をすると赤ちゃんに母乳をあげるために、おっぱいがどんどん大きくなりますよね。
個人差はありますが、妊娠中には平均で2カップほどバストアップするようです。
妊娠中は、女性ホルモンの分泌が活発になり、乳腺が刺激されて発達します。
発達した乳腺を守るために、バストの脂肪が増えることでバストアップするのです。
バストが急激に大きくなることでモントゴメリー腺も増えたり大きくなったりするようです。
●乾燥
皮脂を分泌する役割をもつモントゴメリー腺は、乾燥する時期になると目立つことがあるようです。
乾燥による痒みから搔きむしってしまうと、モントゴメリー腺が刺激されてよけいに目立ってしまうことも‥。
乾燥が気になる時期には、バストにはもちろん、乳輪にもクリームをしっかりと塗って保湿ケアをしてあげることが大切ですね。
知っておきたい、モントゴメリー腺のケア法
ブツブツが気になるからと潰すのは絶対にNG!
皮脂を分泌するという意味で、モントゴメリー腺はニキビと同じようなもの。
ニキビは下手に潰すと跡がのこって余計にひどくなってしまいますよね。
モントゴメリー腺も同様で、皮脂詰りや肌荒れの原因となるので潰すことは絶対に避けましょう。
食生活に気を配って、モンゴメリー線を目立たなくしていきましょう。
●油分の多い食事を控える
皮脂腺であるモントゴメリー腺は、油分を多く摂取していると目立ってしまうことも。
ブツブツが気になる方は、スナック菓子や揚げ物など、油の多い食事は控えるようにしましょう。
●ビタミンを摂取する
モントゴメリー腺のケアにはビタミンの力も欠かせません。
ビタミンAには、毛穴に汚れを詰まりにくくする効果があり、モントゴメリー腺の肥大を予防することができます。
また、コラーゲンを作る働きがあるビタミンCは美肌ケアには欠かせません。
コラーゲンには乾燥を防ぐ力もあり、乾燥からくるモンゴメリー線の肥大予防に効果的です。
血液循環を良くするビタミンEも積極的に摂りたい栄養素です。
「老廃物の排出を促す効果」「バストに栄養が届きやすくなりバストアップ効果」など、美バストのためには欠かせないビタミンです。
●便秘解消
便秘をすると体内の新陳代謝が悪くなります。
老廃物が排出されにくくなるため、皮脂腺にも汚れが詰まりやすくなってしまいます。
また、便秘で新陳代謝が悪い状態だと、バストに栄養が行き渡りにくくなりバストが老化する原因にも‥。
美バストのためにも、モントゴメリー腺を目立たなくするためにも、食物繊維を積極的にとるようにして腸内環境を整えるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
どうしても気になる!という方には、切開手術という方法もありです。
ですがモントゴメリー腺は、自分のためにも、将来生まれてくる赤ちゃんのためにも、なくてはならない組織です。
大きさに個人差はあれど、モントゴメリー腺は誰にでもあるものなので、あまり深刻に悩みすぎないことも大切ですよね。
こまめな保湿やビタミンの摂取など、地道セルフケアで目立たなくしていくことが一番良い方法かもしれませんね。
Written by AYA